川端(かばた)が宿泊施設内にある珍しい宿が高島市針江にある「ラシーヌホーム針江」です。
川端(かばた)とは
琵琶湖の水の3分の1は高島市から流れ込んだ水でできている…
という話があります。
そして高島市には日本でも珍しい水の文化があります。
比良山系に降った雪や雨が、地下水となり各家庭からコンコンと湧き出て、この湧き出た水を飲料や炊事といった日常生活に利用していることを「川端(かばた)」と呼びます。
ラシーヌホーム針江
特に高島市の一郭、新旭町針江は「針江の生水(はりえのしょうず)」と呼ばれ、平成の名水百選に選定されています。湧水があるところではそのまま飲むことができ、雑味もなく飲みやすい水です。
この針江地区にラシーヌホーム針江があり、湧き出した水を飲むことはもちろん、お風呂などにも湧き水が利用されており川端文化を体験することができます。
館内の雰囲気
“ホーム”というだけあって自宅のような感覚で過ごせます。スタッフの方は気さくで優しい方ばかりで、人の手の暖かさを感じるサービスを受けられる施設です。
中庭には子供が遊べるスペースもあり、鯉が泳ぐ池もあります。
お部屋
部屋は広くはないですが、建物が新しいので清潔感があります。
トイレや洗面、冷蔵庫は共同です。
お食事
川端は食事処にもあり、湧水をすくって飲む楽しみがあります。湧水は雑味がなくやわらかな少し甘みを感じます。
夕食は鴨しゃぶをいただき凄く美味しく、ご飯も水が美味しいのでほのかに甘くもっちりしていました。
ボリュームは、朝食の方が多かったです。
お風呂
お風呂もすべて川端の水を使ってます。
温泉ではありませんが、わき水を加温したものである意味ほぼ温泉です。
まとめ
川端文化を体験できるラシーヌホームは、人の手の暖かさを感じるサービスも受けられる施設です。
また機会があれば泊まりたいです。
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