早咲きの桜が見られるスポットとして
人気のある皇子が丘公園。
西大津バイパスの皇子山ランプをおりると、右前方に濃いピンクの桜がこんもりと、花びらを風に揺らしています。
この早咲きの桜は初御代桜(ハツミヨザクラ)といい、大津に春の訪れを告げてくれているように感じます。
施設情報
名称 :皇子が丘公園(おうじがおかこうえん)
住所 :滋賀県大津市皇子が丘1丁目1−1
見頃 :3月上旬~3月中旬
駐車場 :あり / 無料
早咲きの初御代桜
大津へ春の訪れを告げてくれる早咲きのハツミヨザクラ。
皇子が丘公園には樹齢30年以上のハツミヨザクラがおよそ50本植えられています。
訪れたのは2023年3月22日でしたが、ハツミヨザクラは満開を少し過ぎ、新芽が顔をだし花びらが数枚散り始めていました。
そしてソメイヨシノが蕾を大きく膨らませ、本格的な春の訪れを告げようとしていました。
皇子が丘公園とは?
ところで、なぜ”皇子が丘”って変わった名前だと思いませんか?
“皇子が丘公園” に “皇子山ランプ” とありますが、なんでこの辺りが「皇子(おうじ)」と呼ばれる地域なのか、ふと気になりました。
調べてみると、天智天皇の死後に起きた後継者争いによって、この地で自害した大友皇子(おおとものおおじ)に由来するのだとか。
大友皇子のお墓は現在、大津市役所の裏手にある”弘文天皇 長等山前陵”として眠っておられるそうです。
皇子が丘公園
そして時代は移り、第二次世界大戦の敗戦を受け入れた1945年8月、占領軍であるGHQの司令部が滋賀県にも設置されました。
GHQが駐留するキャンプ大津が、現在の皇子山陸上競技場周辺に設営され、駐留軍の家族住宅である皇子山ハイツが現在の皇子が丘公園一帯に建設されました。
そのキャンプ大津も1958年(昭和33)、日本に返還され、1961年には旧大蔵省から大津市が無償譲与を受けて開園されたのが、現在の皇子山総合公園です。
皇子が丘公園は、琵琶湖と大津市街を一望できる立地にある大津を代表する大規模公園です。
それなりに歴史のある公園で、園内の至るところに老朽化がみられますが、子どもが遊べる遊具あり!家族でゆったりできる整備された芝生広場もあったり!と週末に家族で遊ぶスポットとしておすすめの公園です。
最後に皇子が丘公園へ訪れれる際に、是非立ち寄ってほしいオススメのパン屋さんをご紹介させてください。
皇子が丘公園入口から歩いても5分ほどの場所にある「ベーカリーTOIRO」さんです。駐車場あり
住宅街にある小さなパン屋さんで、どれも美味しくリーズナブルな価格!
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