岐阜県との県境、
滋賀県長浜市の
木之本町金居原(かねいはら)に
“滋賀のラピュタ”とも呼ばれる
「土倉鉱山跡」があります。
土倉鉱山(つちくらこうざん)とは
明治から昭和中期にかけて、
銅の採掘が行われてきた銅鉱山です。
明治に発見され、
最盛期の1956年(昭和31)には
400戸、1500人ほどが生活していたそうです。
当時は土倉鉱山周囲に
学校や病院、
スーパーや銭湯、
映画館まであり、
麓の町よりも栄えていたとか。
その後、鉱質の低下により
1965年には閉山された産業遺産です。
地名の”金井原”は、
周辺に鉱物が埋蔵されていたことに
由来しているのだとか。
基本情報
名称 : 土倉鉱山跡
住所 : 滋賀県長浜市木之本町金居原
現在の土倉鉱山跡
現在の土倉鉱山は、
木造の事業所や住宅などは
朽ちて失われてしまいましたが、
巨大なコンクリート構造物の
遺構が山中に残されています。
風雨に耐え、現在も残る
日本の産業遺産として観光に活かせられないかと
思うほどの立派な廃墟です。
おわりに
土倉鉱山跡は閉山から55年以上を経て、
深い木々に覆われた姿は、
まるで自然と融合し森に還ろうとしているかのようです。
その姿が「滋賀のラピュタ」や
「湖北のマチュピチュ」のようと
人気を集めています。
(老朽化により、建造物への立ち入りは禁じられています)
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