自分で豆を挽き
コーヒーを淹れる。
時を味わう「ふくろう珈琲店」
ふくろう珈琲店
大津市桐生に2014年1月オープンした「ふくろう珈琲店」さん。お客さんが自分で豆を挽き、サイフォンでコーヒーを淹れます。
店内には豆を挽く音が響き、挽きたての香りが広がる。
手間はかかりますが、そのひと時も大切な時間だという店主さんの想いの詰まったカフェです。
名称 | ふくろう珈琲店 |
住所 | 滋賀県大津市桐生2-10 |
電話 | 090-5128-8299 |
営業日 | 金・土・日 |
営業時間 | 9:00-18:00 |
駐車場 | 約5台 |
公式URL | https://www.instagram.com/owl_coffee2960/?hl=ja |
店内の雰囲気 <ふくろう珈琲店>
店内は古民家を改装した雰囲気。
古い木材の温もりや、年季の入った建物の佇まいで非日常感が味わえる建物です。
格子のはめられた窓側のカウンターは3席。
木漏れ日が差し込みが心地よく感じました。
他にもテーブル席が3つと少なめの席数ですが、その分ゆったりと過ごせる店内です。
角っこには暖炉もありました。
冬には薪で焚く暖炉の温かみが味わえるお店になりそうです。
ふくろう珈琲店のメニュー
”時を味わう ふくろう珈琲店”
メニュー表の貼ってあるお店のキャッチコピー。
珈琲メニューは9種類!
・ふくろうブレンド 550圓
・みみずくブレンド 550圓
・ブラジル 550圓
・コロンビア 550圓
・キリマンジャロ 550圓
・マンデリン 550圓
・モカ 600圓
・ハワイコナ圓 700圓
・ブルーマウンテン 1,000圓
その他にアールグレイとダージリンの紅茶もご用意されていました。
我が家はマイルドな味が好きなので”ふくろうブレンド” と 酸味のある”みみずくブレンド”をチョイス。
金額単位が旧字体の圓なのも、レトロな演出でしょうか(^^)
コーヒーにワッフルの付いたセットもあります。
ちょうど小腹も空いていたので、ワッフルセットにしてみました♪
サイフォンで煎れる珈琲
注文をして、待つこと約10分。
店主さんが珈琲セットを持ってきてくれました。
一杯のコーヒーを煎れるのにこれだけのセットが一人づつ提供されます。
サイフォンで煎れる珈琲はまるで科学の実験みたいで始まる前からワクワクです^^
まずは珈琲の豆を挽きます。
コーヒーミルのハンドルは時計回しに回します。
回し始めはガリガリと豆が削れていく音が聞こえ、だいたい50~70回転させると軽くなります。
その間、挽きたての香りを楽しめます(^^♪
次に、茶杓を使ってサイフォンの上部へ挽きたての豆を移していきます。
移し終えたら、茶杓で豆の表面をならします。
アルコールランプに火を付け、サイフォンを下から温めます。
お湯が沸騰するのを待っている姿は、まるで理科の実験のよう♪
お湯に泡がたってきたら上昇を始めます。
お湯は沸騰すると一気に上昇をはじめ、挽きたてのコーヒー豆いっぱいに広がります。
ガラスにHARIOのマークが刻印されているのですが、ここまでお湯があがってきたら砂時計の登場です。
砂時計は1分計。
蒸らし時間の計測用で、ひっくり返して1分蒸らすと濃いめ。
基準は半分の30秒で普通の濃さ。
薄いのが好みでしたら少し早めにアルコールランプの火を離し、消します。
蒸らし中は、茶杓を使って5回くらい軽く混ぜてなじませます。
アルコールランプの火を離すと、上に上がっていた珈琲が下のビーカーに下りてきます。
完全に落ちきるまで、しばらく待ちます。
やけどに注意しながらサイフォンの上部を取り外し、カップにコーヒーを注ぎます。
出来上がったコーヒーをカップに注ぎ終えたら完成!
チョコレートが添えられているも、ちょっとした嬉しいポイント☆
注文してから20分くらいでしょうか。
この”ひとときを一緒に味わう”のが「ふくろう珈琲店」さんです。
上手なコーヒーの淹れ方をYouTubeにアップされていますのでご参考に。
ワッフルセット(珈琲付) 850円
外はサクッと、中はしっとりと温かいワッフル。
その上に冷たいバニラアイスは合わないわけがありません!
生クリームものせてた上から、チョコソースかけて、季節のフルーツまで添えられています。
写真映えもするワッフルがセットだと+300円!
是非ワッフルセットにしてください♪
インスタ映えを狙うなら、冷たいバニラアイスが溶けてきたタイミングがシャッターチャンス!
ふくろう珈琲店のモーニングセット
珈琲にプラス100圓の650圓でセットになるふくろう珈琲店のモーニング。
実質100円でサラダ・トーストが付いてくるのは嬉しいですね♪
ふくろう珈琲店のランチ
ふくろう珈琲店のランチタイムは11時から14時。
焼きチーズカレーとピザセットがありましたが、珈琲にサラダが付いて1,200圓!
特別なコーヒーが付いてこのお値段は安すぎるくらいです♪
焼きチーズカレーは限定10食!
ピザは、米粉ブレンドの自家製生地。
手作りの石窯で焼かれる手の込んだもの。
こちらも珈琲とサラダがセットで1,200圓です。
駐車場と道のり
こちらがふくろう珈琲店さんの駐車場。
車は5台ほど停められるスペースがあります。
ここまでたどり着くのには少し苦労するかもしれません。
なぜかというと
・お店のある場所へ下りる道が分かりにくい
・細い路地
・Uターンに近い曲がり角
ふくろう珈琲店さんがあるのは大津市桐生。
草津川上流のオランダ堰堤や桐生キャンプ場の近くです。
オランダ堰堤や桐生キャンプ場に行くには、たいてい草津川の右岸を走りますが、ふくろう珈琲店へ繋がる道は左岸にあります。
堤防沿いの道を走っていると右手にひょっこりと看板が立てられています。
その看板の先にあるこの坂道を下りていき、折り返すように右に曲がります。
このまま進んでもいいのかな?
と、不安になるような細い路地を50mほど進むと、ふくろう珈琲店に辿り着けます。
初めて訪れる人で迷わなかった人っていないんじゃないかな?
と、思える場所です(;’∀’)
そこがまた、隠れ家っぽくて良いのかもしれませんね。
おわりに
お客さんが自分で豆を挽き、サイフォンで入れる珈琲店。
店内には豆を挽く音が響き渡り、挽きたての豆の香りが漂っています。
手間はかかりますが、そのひと時も大切な時間だという店主さんの想いの詰まったカフェです。
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