沖島の魅力をのんびり観光!びわ湖に生活のある島|滋賀 近江八幡

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海なし県の離島、
“沖島”。

日本で唯一
人が住む
湖上の島。

淡水湖の島に
人が暮らしているのは
世界的にも極めて珍しいんだとか。
そんな沖島には
独特の のんびりした時間が
心地良く流れています。

沖島への渡船は
別記事にてまとめています。
↓   コチラから ↓

目次

沖島とは

沖島は島の面積が1.51km、
周囲6.8kmの小さくも、
びわ湖最大の島です。


住所は”滋賀県近江八幡市沖島町”となり、
小学校や郵便局もあります。
島の東側(沖島港のある側)に
民家が密集していて、
島の西側には畑が広がっています。


現在、島の住人は約250名ほど。
対して漁船は約220隻と、
殆どの方がマイカーならぬ
マイボートを所有されています。

沖島の歴史については
別記事にてまとめています。
↓ 詳しくはコチラから ↓

沖島へ上陸

さて、堀切港から
沖島通船のフェリーに乗り
沖島漁港に到着しました。

ここ沖島漁港は、1982年(昭和57)に9年がかりで完成した
埋め立てによる漁業施設です。
琵琶湖の漁獲水揚げ量の約半分を担っているそう。



桟橋を歩いて沖島へ上陸すると
まず見えてくる建物が沖島漁協会館です。

漁協会館では”湖島婦貴の会(ことぶき)”の
ご婦人グループが佃煮や食事の
調理・販売をされています。

沖島のオープンでローカルな
食堂での食事は、別記事にてまとめています。
↓   コチラから ↓

島内マップが漁協会館に置いてあるので
行き先の参考にしましょう。

また島で唯一の公衆トイレが
隣りにあります。

島の移動手段

沖島の特徴と言えば、
三輪自転車の多さです。
島内には車が一台もありません。



主な交通手段は“三輪自転車”。
停車中に見られる
サドルカバーが特徴的な
のんびりした沖島の風景!


煎餅や海苔が入っていたであろう
四角いカンカンや鍋を
雨やけのサドルカバーとして
利用する姿は、沖島ならでは。


漁協会館では三輪自転車の
レンタサイクルもされてます。
レンタサイクル・ガンガン



島のメインストリート

沖島漁港から町の方へ歩いてすぐに
島のメインストリート。

道幅は4mほどでしょうか。
東西に1kmほどかと思われます。


あたりまえですが
信号機はなく、自動車も走っていません。

おきしま公園

漁港から歩いて2分ほどの
町の中心に近い場所に位置する
おきしま公園。


公園のすぐそばに洗濯物が干されている
姿に驚きと笑いが。



飾り気のない日常が
沖島の魅力なんでしょうね。

島の町並み

広い平地が少ない沖島。
沖島の大部分は山で覆われており、
平らな土地を確保するのが非常に難しい島。


島の南東部に、民家は軒を接して建てられ、
通路は家に挟まれた軒下です。

島の西側

漁港から300mほども歩けば
島の反対側(西側)に到着します。


西側の平地部は少なく、
山と湖の間にできた平らで
有効な場所に畑や民家が建っています。

畑の土留めにも花崗斑岩が利用されているのは
沖島ならでは。

漁港で販売されている食事の野菜は
全て沖島の畑で栽培されたものらしいです。
(湖島婦貴会のおばちゃん言っておられました)

花崗斑岩と沖島の歴史については
別記事にてまとめています。
詳しくはコチラから

島の西側にかかる沖島桟橋

沖島港の反対側のびわ湖は眺めがまた違い
比良山系が一望できる景色は勇ましい。



今年からBIWAKOビエンナーレに
新エリアとして沖島が追加されました。
島の西側にかかる沖島桟橋に
アート作品のPlankton。

掛嶌山 西福寺

掛嶌山 西福寺(かけしまざん さいふくじ)
浄土真宗本願寺派のお寺で、創建は室町時代。



1843年に(天保十三)に現在の場所に
本堂が建立され、今に至っているとのこと。
山門を入ると左手に蓮如上人の石像があります。

奥津島神社(おきつしまじんじゃ)

民家が建ち並ぶ細い路地を抜け、
小高い山の中腹に鎮座する神社で
712年(和銅5年)に藤原不比等によって
創祀されたそうな。

とても静かで見晴らしの良い場所なので
晴れた日には特にオススメ。



立派な石段や社殿から
今も島の人たちから
大切にされていることがうかがえます。

沖島郵便局

世界でも数少ない湖上の有人島にある
郵便局”近江八幡沖島郵便局”。
限定の風景印もあるそうです。
記念に発送してみるのもいいですね♪

沖島小学校

淡水湖上の離島で日本唯一の小学校です。
2022年度の新入生は6名を迎え、
在学児童は11名となりました。


1960年(昭和35)のピーク時には
児童数は129人いたそうな。

「島の猫」で脚光を浴びた沖島

世界的な動物写真家として知られる
岩合光昭氏の写真集で紹介され
一躍「猫の島」として
知られるようになった沖島。


時間を忘れたような島と
ほのぼのとした猫のいる風景が
眺めていて、癒やされると
SNSで話題となりました。


ですが、この日見た猫は港にいる2匹だけ。
なんでも猫を島外へ持ち帰る
女性を目撃したとかしないとか。

真相は分かりませんが、
2匹の猫は漁港で人懐っこい姿を
見せて観光客を癒やしてくれる
様子は見ることができました。

小さな島なのでサクッと観光するだけなら
30~40分位でぐるっと見て回ることができます。

また、沖島は隠れた桜スポットでもあります。
4月上旬の季節になると
そこらじゅうに桜並木が・・・♪

桜の期間は”桜まつり”も
毎年開催されています。
(開花状況により期間は変動)



独特の のんびりした時間が
心地良く流れる沖島は
魅力がたくさん♪


※島には島民の方の日常があります。
 生活の迷惑にならないように
 島の雰囲気を楽しんでくださいね。



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