天橋立は見る方向により全く違う景色となり、四大観といわれるのが有名です。
なかでも北側の”傘松公園”と”南側の”天橋立ビューランド”の2つの展望台が観光地として有名で、北側に位置する”傘松公園”は昇龍観と呼ばれ、また南側に位置する”天橋立ビューランド”は飛龍観と呼ばれる景観があり、どちらも見る者を感動させてくれます。
傘松公園とは
傘松公園は今から100年以上も昔、1896年(明治29)には眺望地として認知されており、すでに股のぞきが定着していたそうです。
名称 | 天橋立傘松公園 |
住所 | 京都府宮津市字大垣75 |
tel | 0772-27-0032 |
時間 | 9:00~17:30 |
HP | https://www.amano-hashidate.com/ |
ケーブルカー乗り場
傘松公園へは籠神社から徒歩5分ほどにある府中駅からリフトまたはケーブルカーで登ります。
ケーブルカーとリフトの切符は共通券となっており、上りはケーブルカー、下りはリフトのように、上り下り別々の乗り物の利用が可能です。
海抜130mの高台にある傘松公園へは、ケーブルカーで約4分、リフトで約6分で到着します。
スカイデッキ
手すりや一部の床面がガラス張りになっている開放感抜群のスカイデッキがお出迎え!自然が作り出した神秘の景観に思わず息を飲むはず。
股のぞき
天橋立といえば、今や代名詞にもなっている”股のぞき”。股のぞきとは、天橋立に背を向けて立ち、腰を曲げて股の間から景色を眺めること。
直立時に見られる空と海の景色が逆になり、海が空のように見えて天橋立が天にかかる橋のように見えるのです。
このユニークな眺望スタイルは、2016年(平成28)にイグ・ノーベル賞を受賞しました。
ソフトクリーム
股のぞき台の後ろにある売店のソフトクリームです。天橋立全景を眺めながらのソフトクリームはたまりません!
願いの鐘
願いを込めながら鳴らすと成就するかも!?
乗れればラッキーな黄金のリフト
この日は見付けることができませんでしたが、全部で91席あるリフトの中にはゴールドに輝く座席が1台だけあるのだとか。偶然乗れればラッキーです!
四大観とは
昇龍観(北からの眺望)
傘松公園から南を見た眺望のことをいい、股のぞき観や、斜め一字観とも呼ばれます。
股のぞき発祥の地である傘松公園からの股のぞきは特に有名です。
飛龍観(南からの眺望)
天橋立ビューランドから南北を見た眺望のことをいいます。
龍が天に昇るように見立てられることからこのように呼ばれます。
一字観(西からの眺望)
大内峠一字観公園から東を見た眺望のことをいい、漢字の一の字に見えることから一字観と呼ばれます。
雪舟観(東からの眺望)
稲荷山神社の上にある雪舟展望台から西を見た眺望のことをいい、雪舟が絵に描いたことで知られます。
二大展望所めぐりチケット
“二大展望所めぐりチケット”」を購入すれば、観光地として人気の高い”傘松公園”と”天橋立ビューランド”、2つの展望台二つの展望所をお得に楽しめるので、ぜひ見比べてみてくださいね。
まとめ
天橋立といえば、今や代名詞にもなっている”股のぞき”、股のぞき発祥の地である傘松公園へぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
麓にある丹後一宮の元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)とパワースポットの眞名井神社(まないじんじゃ)への参拝もお忘れなく。
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