2023年のゴールデンウィーク
湖岸緑地「志那2エリア」において
有料・予約制の社会実験が始まっています。
湖岸緑地公園・有料化の目的
滋賀県内外、多くの方が利用している琵琶湖岸の湖岸緑地公園。特に昨今のアウトドアブームもあり、無料で利用できるバーベキュースポットとして人気があります。
しかしマナーの良くない行為が増え、維持管理コストも嵩んでいることが課題となっていました。
その解決に向け、施設の利便性と快適性の向上を図り、マナーの向上を図るため有料化の影響・課題を把握するのが今回の社会実験。
利用者にはアンケートの協力をお願いしているそうです。
社会実験の内容
実施期間:2023年4月28日(金)
~2023年5月7日(日)
(春の大型連休を含む10日間)
場所 :湖岸緑地志那2エリア
(草津市志那町・湖岸道路沿い)
内容 :駐車場を有料化
事前予約制の有料バーベキュー
上記の通り、今回の社会実験の対象エリアは「志那2」のみですが、湖岸道路をはさんだ反対側の「志那3駐車場」は終日閉鎖。
一方で、湖岸緑地で一番人気のある志那1は例年通り無料開放されています^^
有料化社会実験の内容
次に有料駐車場と有料バーベキューについて見て行きます。
有料駐車場
・事前予約制30台
・料金2,000円(1台・1日分)
・利用時間帯9:00~18:00(利用時間帯外は閉鎖)
有料バーベキュー
・手ぶらBBQ
(食材・燃料を提供、グリル等貸出し)
・食材セット4,500円(1名分)
・事前予約制1日10組まで
・利用時間帯11:00~16:00
・支払方法 電子チケット購入による事前払い
有料バーベキューの予約時に駐車1台分の同時予約が必要。
詳しくはコチラ
対象エリア
それでは、今回の社会実験で対象となる「志那2」を見ていきましょう。
利用時間外は駐車場が封鎖されており、入口から少し入った場所で、予約確認をされるテントが設置されています。
今回の社会実験は滋賀県が実施しているので、テントにおられるスタッフの方も県の職員さんでした。
その職員さんに聞いたところ、今回は新たな実験であるため、人気の志那1や津田江での実施はしないとのこと。
仮設トイレの多い湖岸緑地ですが、志那2は綺麗な常設トイレがあり、人気スポット!
また駐車場がそれほど広くないため、必然的に人数制限がされているのも人気の理由でした。
志那2の芝生ではムラサキサギゴケが可愛い薄紫色の花を咲かせていました。
よく見ると少し藤の花びらに似ています。
また湖岸道路をはさんだ向かいの志那3駐車場を終日封鎖にしたのは、志那3へ停めて湖岸道路を渡られると危険なため封鎖にしたのだそうです。
ちなみに志那3から目と鼻の先の、志那1-南は相変わらずの人気でしたよ!
利用マナーの向上や、施設やサービスの拡充によって更に魅力ある湖岸緑地になってくれたらいいですね♪
以上です。
コメント
コメント一覧 (2件)
有料化はいいですが、岐阜の大津谷公園キャンプ場のように
結局、企業の利益のために利用されるのはやめて下さい。
岐阜の大津谷公園キャンプ場ですか⁈情報ありがとうございます!検索してみます^^
仰る通り公営の場所が企業の利益や、利権の温床にならないように透明化はしてもらいたいものです。
そして利用する側も、マナーやモラルの低下が”憩いの場所の維持継続”という名の元に、有料化(=企業の利益のための利用)に繋がることを意識してもらいたいものです。
いろいろ世知辛い世の中になってきたように感じております。