“志那三郷の藤”の一つである
惣社神社の藤が
見頃を迎えています。
惣社神社に”砂擦りの藤”で有名な三大神社と志那神社を併せて「志那三郷の藤」と呼ばれています。
惣社神社とは
草津駅の北西5kmほどの志那中町に鎮座する惣社神社(そうしゃじんじゃ)。
創祀年代は不詳で、社伝によると671年(天智天皇4)年右大臣中臣金(なかとみのかね)の命により、風神を鎮祭して布岐神(いぶきじん)を尊崇したのが惣社神社の起源だそう。
志那神社と同じく、琵琶湖東岸に位置する志那町は、古代から風待ちの湊として湖上交通の要衝であり、氏子の多くが船を保有し湖上との関わりが非常に強い土地柄であったことから、風を神格化して祀ったのが始まりだといわれているそうです。
基本情報
名所 :惣社神社
住所 :滋賀県草津市志那中町238
その惣社神社には駐車場がありません。
神社前に路駐できないわけではないですが、三大神社から歩いて行くことをおすすめします。
志那三郷の位置関係はこんな感じ。
惣社神社は、三大神社から徒歩10分ほどの昔からある住宅街のなかにあります。
大鳥居をくぐると境内右手には大藤の藤棚が。
‘惣社大藤の縁起”として、天武帝の除病延命仏法興隆を祈念して藤が供えられたことに始まると、書いてありましたので飛鳥時代に植えられたことに始まり、今私たちが見ている大藤で何代目なのでしょうか。
伺ったのは2023年4月23日。
樹齢500年と云われる惣社神社の大藤は満開へ向かって成長していました。
“砂擦りの藤で有名な三大神社の藤”が樹齢400年とされているので、惣社神社の藤の方が100年も長いきしてるんですね。
惣社神社の拝殿と本殿。
こちらの御祭神も志那津彦命と志那津姫命。
志那三郷と称される三大神社・志那神社・惣社神社ともに、御祭神は志那津彦命と志那津姫命風の神。
古代から湖上との関わりが非常に強い土地柄であったことがうかがえます。
藤棚を楽しんだあとは参拝していきましょうね♪
淡い紫色の花房が美しいシャワーのような藤棚は今週末が見頃です。
カメラを持って写真を撮りに出掛けてみてはいかがでしょうか?
志那三郷と称される神社
・三大神社の砂擦りの藤
・志那神社の藤
・惣社神社の藤
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